クリプタンDesktop④暗号化ファイルの復号

クリプタンDesktopによる復号処理は、ローカルで行われる(サーバーにファイルを送受信しない)ため、安心で快適です。
暗号化されたファイルの復号には、あなたの4Loginアプリを使います。4Loginアプリに表示される8桁の番号を入力することで、本人認証が完了し、復号が実施されます。このように、あなた以外には復号できない仕組みになっています。

復号する(暗号化ファイルを元に戻す)

自分で生成した暗号化ファイル、または相手から送られてきた暗号化ファイルを復号します(元に戻します)。
※インターネット接続環境が必要です。

クリプタンで暗号化されたファイル(p4cファイル)にクリプタンを既定のアプリとして設定すれば、ダブルクリックするだけでワンタイムパスワード入力画面が開くようになります。

「クリプタン」を起動して、メインウィンドウの中央にある「復号」を選択してください。

ウィンドウに、クリプタンの「暗号化ファイル」をドラッグ&ドロップします。

4Login認証を求めるダイアログが開きます。
認証するにはQRコードをスキャンするか、ワンタイムパスワードを入力する方法があります。

QRコードをスキャンする

4Loginアプリの中央のアイコンを押して、QRコードリーダーを起動します。ダイアログ内のQRコードをスキャンすると、スマートフォン上で4Login認証が開始されます。

ワンタイムパスワードを入力する

クリプタンソフトウェアの「ワンタイムパスワード」タブをクリックし、4Loginアプリに表示されているパスワードを入力します。

※パスワードは、あなたが決めたパターン(マトリクス上の4か所)の上に表示された8桁の数字です。(上記は一例です。)

4Login認証に成功すると、暗号化ファイルが復号されWindows Defenderによるウィルススキャンが実行されます。
(※動作設定でWindows DefenderによるウィルススキャンをOFFにした場合は実行されません。)

しばらくすると、メイン画面に戻ります。赤文字のテキスト部分をクリックすると、復号されたファイルのあるフォルダーが開きます。

復号されたファイルの保存先フォルダーを指定する

メイン画面において「動作設定」ボタンをクリックします。

「常に同じ保存先に復号したファイルを保存する」の欄にフォルダーを指定した後、保存ボタンをクリックします。