【クリプタンWeb】メールアドレスを指定して暗号化

クリプタンは、メールアドレスを指定するだけ(パスワード不要)で、ファイルを暗号化します。

作成された暗号化ファイルは、メールアドレスを持つ正しい受信者だけが復号できます。
そのため、添付したり、クラウドサーバーに保存するなど、どのような方法で受信者に送っても安全です。

メールアドレスを指定して暗号化

メールアドレスは、複数指定が可能です。また、メールアドレスをひとまとめにした「グループ」での指定もできます。

1. クリプタンWebにログイン

ログイン後、メイン画面で「暗号化」ボタンをクリックします。

▶︎「クリプタンWeb」へログイン

2. メールアドレスを登録

暗号化ファイルを送りたい宛先(メールアドレス)を登録します。
「メールアドレスを追加」ボタンをクリックしてください。

「メールアドレス」と「名前」を入力します。
「名前」は暗号化ファイルの作成には影響しません。

複数のメールアドレスをまとめた「グループ」を設定し、そのグループ宛に暗号化ファイルを作成することも可能です。
グループを使用すると以下のようなメリットがあります。※グループ機能を利用するには4Loginアプリの会員登録(無料)が必要です。

  • 複数メールアドレス宛の暗号化ファイルを作成する度に、メールアドレスを入力、選択する必要がなくなる。
  • グループに新たにメールアドレスが追加された場合でも、過去の暗号化ファイル(追加される前にグループ宛に送られたもの)を復号できる。
  • グループから除かれたメールアドレスでは、そのグループ宛に暗号化されたファイルの復号ができない。(すでに復号されたファイルは開くことが可能)
3. メールアドレスを指定

暗号化ファイルを送りたいメールアドレスにチェックをつけたら、「次へ」ボタンをクリックしてください。
自分のメールアドレスは何もしなくても自動で指定されます。そのため、暗号化ファイルは自分で復号して確認することが可能です。

有料ライセンス購入済みであれば、復号できる期間を選択することができます。
7、15、30、60、90日から選択した後で、「次へ」ボタンをクリックしてください。

4. ファイルをアップロードする

暗号化したいファイルをエリアにドラッグ&ドロップしてください。
▶︎ 複数のファイルやフォルダを暗号化したい場合は、クリプタンDesktopをご使用ください。

5. 暗号化完了

「ファイルを復号する」ボタンをクリックした後、ファイルは暗号化されます。パスワードの設定は不要です。
暗号化ファイルはダウンロードフォルダーに保存されます。
暗号化ファイルを復号できる期間は7日間(有料ライセンス購入後は7、15、30、60、90日のうち選択した日数)です。

4Loginに登録した自分のメールアドレスを宛先に指定して暗号化することが可能です。
自分用バックアップ(4Loginに登録した自分のメールアドレスのみを指定)で暗号化した場合、復号化は無期限です。4Login会員登録をしている間は復号可能です。

「メール用テンプレート文をコピー」をクリックすると、暗号化ファイル(p4cファイル)を初めて受け取る人に向けた説明の定型文がクリップボードにコピーされます。
メールで暗号化ファイルを送る際に、メール本文に貼り付けてご利用ください。

複数の宛先と共有する場合に便利なメールアドレス指定方法

クリプタンでは、復号できるメールアドレスを一度に複数指定して暗号化ファイルを作成する便利な使い方があります。

ドメインだけ指定して暗号化ファイルを作成する

メールアドレスの「@」以下の部分(ドメイン)だけを指定して暗号化ファイルの作成ができます。

上の例では、@マーク以下「@passlogy.com」だけを登録しています。この方法で作成された暗号化ファイルは、そのドメインのメールアドレスの持ち主だけが復号できます。
例えば、特定の会社のドメインを指定すれば、その会社のメールアドレスの持ち主だけが復号できる暗号化ファイルの作成が可能です。

例)「@passlogy.com」を登録
→ 復号可能なアドレス:「XXXXX@passlogy.com」「YYYYY@passlogy.com」「ZZZZZ@passlogy.com」etc...

※「@gmail.com」や「@yahoo.co.jp」といったウェブメールサービス共通のドメインを指定した場合、そのウェブメールサービス利用者全員が復号できるようになりますので、ご注意ください。